オセロとは

オセロ(リバーシ)は、白と黒の2色の石を使い、8×8=64マスの盤で対戦するボードゲームです。相手の石を自分の色に「はさんでひっくり返し」、最後に自分の色の石が多いほうが勝ち。ルールはとても単純ですが、中身はとても奥が深いゲームです。

先手が、後手がです。黒から交互に1手ずつ石を置いていきます。

盤の並べ方(初期配置)

ゲーム開始時、盤の中央4マスに石を斜め違いに並べます。中央の田の字に、

  • 左上と右下に
  • 右上と左下に

を置いた状態からスタートします(座標でいうと d4・e5 が白、e4・d5 が黒)。この4つの石が、最初の「はさむ」ための足がかりになります。

石の置き方 — 「はさんでひっくり返す」

自分の手番では、次の条件を満たすマスにだけ石を置けます。

🔑 打てる場所の条件 置いた石と、すでに置いてある自分の石とで、相手の石を1つ以上まっすぐ(縦・横・斜めのいずれか)にはさめること。

石を置くと、はさまれた相手の石はすべて自分の色にひっくり返ります。縦・横・斜めの複数方向で同時にはさんだ場合は、そのすべての方向の石が返ります。

逆に言えば、相手の石を1枚も返せないマスには置けません。 これがオセロで最も大切なルールです。

返せる例・返せない例

  • 返せる: 黒 → 白 → (空き)の並びで、空きに黒を置くと、間の白が黒に返る。
  • 返せない: 間に空きマスがある/自分の石で行き止まっていない場合は、はさめないので置けない。

パス

打てる場所(相手の石を返せるマス)が1つもないときは、その手番はパスとなり、相手にもう一度手番が回ります。打てる場所があるのにパスすることはできません。両者とも打てなくなった時点でゲーム終了です。

ゲームの終了と勝敗

次のいずれかでゲームは終わります。

  • 64マスすべてが石で埋まった
  • 両者とも打てる場所がなくなった(連続パス)

終了時に盤上の石が多い色の勝ちです。同数なら引き分け。盤が埋まりきる前に決着することもあり、その場合は残りのマスを勝者の石として数えます。

💡 初心者がつまずくポイント 「たくさん取ったほうが勝ち」なので、序盤からどんどん相手の石を返したくなります。ところが実はこれが逆効果。序盤はあえて少なく取るほうが有利になります。理由は次の記事で解説します。

座標の読み方

オセロでは、横(列)を a〜h、縦(行)を 1〜8 で表します。左上が a1、右下が h8。棋譜や定石は「f5」「d3」のように、この座標で手を記録します。Game Dojo のアプリでも同じ表記を使います。

まとめ

  • 黒が先手、中央4マスの初期配置から開始
  • 相手の石をはさめるマスにだけ置ける/はさんだ石は全部返る
  • 打てないときはパス
  • 最後に石が多い色の勝ち

ルールはこれだけ。あとは打ちながら覚えるのが一番です。まずは1局、AIと対戦してみましょう。

石を置く具体例(座標で見る)

初期配置(黒 e4・d5、白 d4・e5)から黒番を考えます。黒が f5 に置くと、f5 と d5(すでにある黒)で間の e5(白)をはさみ、e5 が黒に返ります。これが「はさんで返す」の実例です。黒の初手として合法なのは f5・d3・c4・e6 の4か所だけで、どれも白1枚を返す対称形。ここから盤面が少しずつ広がっていきます。逆に、間に空きマスがある方向や、自分の石で止まっていない方向でははさめないため、そこには置けません。

1局の流れ — 序盤・中盤・終盤

オセロは大きく3つの局面に分かれ、考えることが変わります。

  • 序盤(〜20手前後):石を広げすぎず、打てる場所(着手可能手数)を確保する時期。
  • 中盤:隅の取り合いと主導権争い。相手の手を減らし、危険なマスへ追い込む。
  • 終盤(残り10手前後):最終的な石差を数えて最大化する、読み切りの勝負。

それぞれの詳しい考え方は、基本戦略隅の取り方終盤と偶数理論で解説しています。

覚えておきたい用語

  • 隅(角):a1・h1・a8・h8。どの方向からもはさめない最重要マス。
  • 確定石:もう二度と返らない石。隅と、そこから伸びた辺の石。
  • 着手可能手数(モビリティ):いま打てる場所の数。多いほど有利。
  • パス:打てる場所が無いとき、手番が相手に移ること。

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